| 全長1020キロメートルというフランスで一番長いロワール川に沿い、パリ南部のボース平野からフランス中西部のアンジュー地方までに広がる地方。 1427年にシャルル7世が宮廷をロワールのシノン城に移し、1589年のギース公が暗殺されたことによりヴァロワ朝が終わるまで、ロワールはフランスの政治・文化の中心として、常にフランス史の主役の座にありました。ジャンヌ・ダルクが活躍したオルレアンもロワールの街。ロワールに王宮があったのはちょうど中世からルネサンスの時期にあたり、一帯には王侯貴族たちが競うようにして建てた大小さまざまな城があります。 これらの城は、貴族たちが自然を満喫したり、狩りを楽しむために建てられたもので、とくにルネサンス期に建てられたシャンボール城などの優雅なたたずまいは貴族の生活を彷彿とさせます。 文豪バルザックの『谷間の百合』など数々の文学作品の舞台ともなったロワールの魅力は尽きません。 |
|